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Blender / Linux

Blender 5.2でBloomを付ける 古いコンポジター手順との違いも確認する

発光する小物の周囲へにじむ光を足したい場合は、コンポジターのGlareノードをBloomにします。Blender 5.2では、古い解説にあるUse NodesチェックやCompositeノードを探す手順から変わっています。

この記事の目次
  1. 現在のコンポジターを開く
  2. GlareをBloomにする
  3. 強さと広がりを調整する
  4. 古い解説と違う場所
  5. 比較して保存する

この記事では、暗い背景の発光する小物をレンダーし、Glareの有無を比べます。Bloomは画像上の明るい部分を広げる効果で、周囲の物を照らすライトを追加する操作ではありません。

確認環境はBlender 5.2.2 LTS、Linux、英語UI、Cycles CPUの16サンプルです。2026年10月14日(UTC)に、640×480の自作発光リングと球で比較しました。シーン、Glareの作成と配線、レンダーはスクリプトで行い、NewとGlare TypeのBloom選択は画面上で操作しています。EEVEEのリアルタイム表示や周囲への照明効果は今回の比較に含めていません。

現在のコンポジターを開く

  1. 作業ファイルを別名で保存します。
  2. Compositingワークスペースでコンポジターを開きます。
  3. ノードツリーがない場合は、ヘッダーのNewから作成します。
  4. Render Layersから最終出力へつながる経路を確認します。5.2の最終出力はGroup Outputです。

ノードツリーがない場合は、コンポジターのヘッダーにあるNewから作成する

既に色調整などのノードがあるファイルでは、元のつながりを記録してから変更します。ノードツリーを別のシーンでも共有している場合は、そちらへ影響しないかも確認します。

GlareをBloomにする

  1. 検索からGlareノードを追加します。
  2. 処理したい画像のImage出力を、GlareのImage入力へつなぎます。
  3. Glare TypeをBloomにします。
  4. GlareのImage出力を、Group Outputの先頭の画像入力へつなぎます。
  5. Output PropertiesのPost Processingで、コンポジティング処理が有効かを確認します。
  6. レンダーし、明るい部分の周りへ光が広がるかを確認します。

Render LayersからBloomを通し、Image出力をGroup OutputのImageへ接続する

今回の設定はThreshold 1、Strength 1、Size 0.5、Quality Mediumです。Output Properties側の有効化はスクリプトで行っており、そのパネルの操作は画面上で検証していません。

GlareにはImage、Glare、Highlightsなどの出力があります。元画像へ効果を足した完成結果が必要な場合はImageを使います。効果だけを出す出力と取り違えると、元の物が消えたように見える場合があります。

強さと広がりを調整する

Thresholdは、どの明るさから効果へ含めるかのしきい値です。低くすると対象が増え、高くすると明るい部分へ限定されます。画面全体が白くにじむ場合は、まずThresholdを見直します。

Strengthは効果の強さ、Sizeは画像に対する広がりです。5.2のSizeは相対値で、1なら画像全体、0.5ならその半分を覆う広がりとして説明されています。古い解説のSize 1〜9を、そのまま同じ値として当てはめないでください。

明るい部分が足りない場合は、マテリアルのEmissionやレンダー結果を確認します。Bloomの値だけを大きくして、元の発光設定の不足を補おうとすると、ほかの明るい部分まで広がることがあります。

古い解説と違う場所

  • EEVEEのBloomチェック:4.2で削除され、GlareのBloomを使う構成へ変わりました。
  • Use Nodesチェック:5.0で削除されました。現在はノードグループを作成します。
  • Compositeノード:5.0でGroup Outputへ置き換わりました。
  • コンポジター全体の有効・無効:Output PropertiesのPost Processingを確認します。

ノードが見つからないことを理由に、すぐアドオンを追加したり古い版へ戻したりする前に、今の版の出力構成を確認してください。

比較して保存する

同じレンダーを入力にして、Glareを通す場合と通さない場合を比べます。カメラ、照明、カラーマネージメントを同時に変えず、どこへ光が広がったかを見ます。意図した結果を保存するときは、コンポジット後の画像を選んでいることを確認します。

同じ発光オブジェクトを同じ条件でレンダーすると、Bloomを通した結果では輪郭の周りへシアンの光が広がりました。

Bloomを通す前。発光する形は見えるが、周囲のにじみはない

Bloomを通した後。形の周囲へ光が広がる

参照資料

資料の確認日:2026.10.14。更新により内容が変わることがあります。

  1. Blender 4.2 EEVEE Migration「Bloom」
  2. Blender 5.0 Compositor Migration「Use Nodes」「Composite Node」
  3. Blender 5.2 LTS Manual「Glare Node」
  4. Blender 5.2 LTS Manual「Compositing Introduction」

仕様資料確認日:2026年10月14日。資料の個別更新日は記載なし。

操作前に対象バージョンと確認範囲をご確認ください。

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