Blender / Linux
Blenderのピンクになったテクスチャを戻して 別の場所へ持ち運ぶ
ファイルを移動した後にテクスチャがピンクになったら、画像の保存先を探し直します。画像が戻ったら、外部ファイルのまま管理するか、blendファイルへパックするかを決めます。パックは、見つからない画像を復元する機能ではありません。

対象は、画像テクスチャを使った小物や背景のblendファイルです。動画、シミュレーションのキャッシュ、リンクした別のblendファイルは、画像とは別に確認します。
検証環境
Blender 5.2.2 LTS、Linux、英語UIで、2026年10月14日に確認しました。自作の128×128ピクセルのチェック柄と平面を使い、Find Missing FilesとPack Resourcesは画面から実行しました。作例の準備と、保存・画像の移動・再読込はスクリプトで行い、再読込後の表示を画面で確認しています。
最初に画像が残っているか確認する
- 作業中のblendファイルを別名で保存します。
- ピンクになった物を選択し、Shader EditorでImage Textureノードを確認します。画像名を控えます。
- File → External Data → Report Missing Filesを実行します。見つからないファイルが報告されたら、その名前と保存先を確認します。
- OSのファイル管理画面で、画像の実ファイルを探します。ダウンロードした素材なら、元のZIPと展開先も確認します。
画像そのものが削除されている場合は、バックアップや正規の配布元から取り戻す必要があります。別の同名画像で代用すると、表示だけ直って内容が違うことがあります。
画像の場所を探し直す
- File → External Data → Find Missing Filesを選びます。F3キーの検索からFind Missing Filesを実行しても開けます。
- 画像が入ったフォルダーを指定して検索します。子フォルダーも検索されるため、関係する素材フォルダーを選びます。
- Material PreviewまたはRendered表示で、模様と色が戻ったかを確認します。
- Image Textureノードで、意図した画像が使われているかを確認します。複数素材に同じファイル名がある場合は特に注意します。
- blendファイルを保存します。


検索後も表示が更新されない場合は、画像を再読込するか、blendファイルを保存して開き直します。それでもピンクが残る場合は、該当するImage Textureノードから画像を個別に開き直します。ワールドだけがピンクに見えるときは、Shader EditorをWorldへ切り替えてEnvironment Textureも確認してください。
持ち運び用ならパックして保存する
File → External Data → Pack Resourcesを実行し、その後にblendファイルを保存します。画像をblendファイル内へ含められるので、画像フォルダーを渡し忘れる問題を減らせます。
パック後は、元の画像を外部の画像編集ソフトで書き換えても、その変更が自動で反映される運用ではなくなります。画像を繰り返し描き直す途中なら、外部ファイルで管理する方が扱いやすい場合があります。
Automatically Pack Resourcesは、後から追加した外部ファイルも自動でパックする設定です。チェックを外しても、既にパックした画像は外へ戻りません。戻す操作はUnpack Resourcesです。展開先に同名画像がある場合は、既存ファイルを使うのか、上書きするのかを確認してください。

今回の検証では、外部の画像を元の名前で見つけられない状態にしても、パック済みのblendファイルで柄が表示されました。パック後の外部編集の扱いとUnpackの選択肢は、以下の仕様資料を参照しています。
外部ファイルのまま渡す場合
blendファイルとtexturesフォルダーを同じ親フォルダーへまとめ、File → External Data → Make Paths Relativeを実行します。その親フォルダーごと渡します。相対パスは画像を同梱する操作ではないため、blendファイルだけを送ると画像が不足します。
最後は別の場所から開いて確認する
元の作業ファイルを閉じ、持ち運び用のコピーを別フォルダーから開きます。パックしたファイルなら、元の画像フォルダーに依存せず表示できることを確認します。外部管理なら、渡すフォルダー一式の中だけで参照が解決するかを確認します。
色だけでなく、凹凸に使うNormal画像、粗さに使うRoughness画像、ワールド画像も見ます。ピンクが消えたことと、必要な画像が全部そろったことを分けて確認すると、渡した後の手戻りを減らせます。
参照資料
資料の確認日:2026.10.14。更新により内容が変わることがあります。
仕様資料確認日:2026年10月14日。資料の個別更新日は記載なし。
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